お墓参りのち俳句

新しい年が始まり、はや1ヶ月が経とうとしております。

昨年の出来事ですが、高梁へのお墓参りへお連れした方の紹介です。

倉敷から高梁までなので約１時間くらいだったでしょうか。

この運行まで約2年くらいでしょうか。

・高梁最大のイベントが盆踊り

・紺屋川の桜がとてもキレイ

・墓参りを甥に任せきり

その都度、気軽に「行きましょう」「私が一緒に行きますから大丈夫ですよ」と声かけさせていただいていましたが、なかなか決断はされませんでした。90代という年齢と体力的な不安があったかと思います。

約２年思い悩まれたかと思いますが、

身体と行きたいという気持ちがあれば、必ずお連れする

それがとみタクシーです。

お墓のあるお寺に到着しました。少し寺探しに迷いましたがたどり着きました。（とみタクシーのお墓参りではお墓までたどり着けなかった例は１度もありません）

駐車場からお墓まで勾配のある、いかにも高梁というような坂道でしたが、シルバーカーを利用して上がられました。ご先祖さまのお導きでしょうね。

奥の紅葉のそばにお墓がありました。

到着です。お墓のある場所からは高梁市街地が一望できるいい景色でした。

お客様は長旅、上り坂でのお疲れもあるご様子でしたので座って休憩していただきました。

落ち葉や花の入れ替え、水汲みなどお手伝いさせていただきました。

お墓参りの後、お寺の境内にある紅葉のまえで写真を撮りました。お寺の住職の奥様と懐かしいお話を楽しまれていたかと思います。

思い出になったことは間違いありません。

その後、お客様からの病院受診の依頼が立て続いています。

眼科：目の奥のあった動脈瘤からの出血→治療中、良好に回復中

整形外科：転倒による圧迫骨折、肋骨骨折→回復中ですが、骨粗しょう症の治療も開始

院内付添中にも、以前以上にお話をしてくださいます。高梁のお墓参りの思い出話がたくさんです。

・あなたと高梁に行けて本当によかった

・もうあきらめていたけど、行ってよかった

・あなたに会っていなかったら行くことはなかっただろう

・あの日帰ってから、すぐに俳句がでてきたの

・俳句になっているかも分からないけど、もうしばらく俳句もしていなかったんだけど

私にはうれしいお話でした。

まず、これまで薬の副作用が心配で新しい治療を提案されても断られていたお客様が、骨粗しょう症の治療を決断されたこと

次に、以前されていた俳句が自然に思い浮かんだ、俳句を思い起こすお出かけとなったこと

これからにつながるきっかけになりました。

未来を想像することができない状態でも、過去を思い起こし再び生活されている姿はとてもかっこいいですね

Re　Life

また行きましょう。今度は紺屋川のキレイな桜が待っています。